「明治法曹文庫」の展示について(12/8~12/23)

2025年度明治法曹展示

2025年12月8日(月)より法学部による企画として,当館が所蔵する貴重書のコレクション「明治法曹文庫」の一部を,図書館M2階展示ギャラリーにて展示しています。

明治法曹文庫とは,山口地方裁判所や広島地方裁判所等から寄贈された明治新政府成立後から近代的法治国家としての諸制度が整う過程である幕末から明治30年代頃に発刊された学術研究上貴重な一次資料を中心として,その後も幅広く収集した貴重コレクションです。

今回の展示では,日本で初めて制定された監獄法をわかりやすく図に示した『監獄則図式』,テレビ番組で使用された『布告全書』,国立国会図書館に所蔵がない『氏名法例集』など,日常では目にすることのできない貴重な資料を公開しています。

また,今回初の企画として,明治法曹文庫の一部である「ゲルマン法コレクション」の各資料に遺された「蔵書印」からその資料の往来を読み解いた資料も展示しています。

ぜひご覧ください。

展示期間:2025年12月8日(月)~12月23日(火)
展示場所:図書館M2階展示ギャラリー